海外FXは追証なし!ゼロカットシステム(借金絶対防ぐマン)を徹底解説。

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FXで人生オワタ

こんな言葉を聞いたことはないでしょうか?
2chなどの有名掲示板では、相場の激しい乱高下が起きると必ずと言ってよいほど目にする言葉です。

この言葉はようするに「FXで莫大な借金を背負った」ということ。
数百万レベルの人もいれば、数千万単位で借金を背負ってしまう人もいます。

 

FXにおいてトレーダーを借金地獄に追いやる可能性があるのが「追証(追加証拠金)」と呼ばれるもの。
FX業者から「もっとお金を口座に入れてくれ」という請求のことです。

しかし先に言っておくと、海外FXで借金を背負うことは万に一つもありません

海外FXには追証を帳消しにする「ゼロカットシステム」という制度があり、どれだけ負けても損失は口座のお金(投資金)のみ。
FXで人生が狂うことがあるとすれば、国内FXに限った話なんですね。

実際に掲示板に書き込まれる断末魔の数々は、すべてが国内FXトレーダーのものでした。

 

今回は海外FXにのみ存在する究極の顧客保護サービス「ゼロカットシステム」について、わかりやすく解説していきます。

そもそもFXで借金を負うのはなぜ?口座がマイナス?

FX初心者の中には「ロスカットがあるから大丈夫って聞いたんだけど…」と思っている方もいるでしょう。

確かに通常の相場ならロスカット、すなわち業者によるポジションの強制決済が起こります。
損失は生まれてしまいますが、少なくとも資金がマイナスになることはないはずですよね。

しかし「とてつもない相場の乱高下が起こる有事の際にはロスカットが正常に作動しない場合があるんですよね…。

  • スイスフランショック
  • ギリシャショック
  • リーマンショック
  • 東日本大震災

例えば上に挙げた出来事。どれもこれも押しも押されぬ世界的な大事件です。
最近だとイギリスのEU脱退国民総選挙(ブレグジット)のときもロスカットは作動しませんでした。

スイスフランショックのチャート

2011年のスイスフランショック時のチャート。わずか5分の間に1,600pipsも大暴落し、様々な業者で正常にロスカットが働きませんでした。

ブレグジットのユーロ円チャート

引用:楽天証券HP

ブレグジットの際のユーロ円チャート。数分で1,200pipもの大暴落を引き起こした。ポンド円はさらにそれを上回る2,700pipsの大暴落。多数の追証が発生したことは言うまでもないでしょう。

当時の画像を見ると、とんでもない値動きをしているのがわかりますよね。
まさに「ナイアガラの滝」と呼ばれる殺人チャートです。

話を戻して、なぜロスカットが作動しないのかというと、単純に「急激な価格変化・注文料の増加にコンピューターが対応できない」からです。

数分で1,000pips以上平気で動くチャートの変化についていけないんですよ。
ただでさえ有事の際は、世界中のトレーダーから注文が殺到してサーバー負荷がかかりますから。

取引ツールのチャート画面がフリーズして、ようやく動いたときにはとんでもない大損したところで決済されていたパターンが多々あります。

口座残高のマイナス=借金と同じ

マイナス口座の追証の恐怖

口座残高がマイナスになると求められる追証は、本当にやばいです。
なぜなら「借金と同じ扱いであり、口座残高がゼロに戻るまで絶対に入金しなければならない」から。

例えば口座残高がマイナス300万円なら300万円、マイナス1,000万円なら1,000万円入金が必要になります。
要するに消費者金融や銀行でお金を借りている状態と同じになってしまうわけですね。

当然ですが無視したり、踏み倒すなんてことはできません。
FX業者はマイナス口座を発生させたトレーダーに追証を請求する権利が法律で認められています。

仮に踏み倒そうとした場合、給料や財産を差し押さえられることもあります。
もし支払えないなら、ありとあらゆる財産を売っぱらってでも返済しなければなりません。

原則として支払いは「一括払い」のみ

やっかいなのがマイナス口座の追証は、原則として一括払いを求められること。

例えばカードローンは利息がかかるとはいえ、数年かけて少しづつ返していくことができますよね。
FXの追証はマイナスが100万だろうが1億だろうが、一括払いのみです。

正直「人間のやることじゃねぇ。」と思っています。

海外FXのゼロカットシステムなら借金は絶対に負わない!

ゼロカットシステムは最強の盾

海外FX業者が国内FX業者と決定的に違うのが「ゼロカットシステムの有無」です。

平均400倍にもなるハイレバレッジが最強の矛なら、ゼロカットシステムは最強の盾
トレーダーを借金から絶対に守るための制度です。

どういうことかというと、その名の通りマイナスになった口座残高をゼロに戻してくれるんですね。
追証はなかったことになるので、1円足りとも追加で入金をする必要はありません。

ゼロカットシステムがある海外FXでは、「損失は証拠金まで」とリスク管理万全の環境でハイレバトレードにいそしめます。
海外FXで借金を負うことがないのは、ひとえにゼロカットシステムがあるおかげなんです。

ゼロカットシステムが作動した事例

「本当にそんな心優しい業者があるのか?」と疑問に思った方もいるかもしれません。
特に国内FXをやっている方には信じられないでしょう。

しかしゼロカットシステムを採用している海外FX業者は、今までしっかりとゼロカットを執行して顧客を守ってきたんです。

どんなに多数のマイナス口座ができあがるような事件でも、多くのFXトレーダーが多額の借金を抱えることにはなりませんでした。

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2015年に起こったスイスフランショックでは、5分間に1,600pipsというスイスフランの大暴落が起こった。当然多数のマイナス口座が発生したが、XMはマイナス残高になった顧客全員にゼロカットをおこなった。

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2016年におこなわれたイギリスのEU脱退国民総選挙(ブレグジット)。まさかのEU脱退派が勝ち、2,400pipsもの大暴落を引き起こしました。市場は混乱し、多数のマイナス口座が発生しましたが、Axioryではゼロカットをおこないました。

上に挙げた例はほんの一例です。
他にもゼロカットシステムで顧客を守り続けてきた業者はたくさんあります。

なぜ海外FX業者はゼロカットシステムを採用しているのか?

ゼロカットシステムはwinwinの関係

ゼロカットシステムは言ってみれば「顧客の借金を肩代わりする」制度とも言えますよね。
一見すると業者側に何もメリットはないかのように思えます。

しかし海外FX業者がゼロカットを採用する理由が1つあるんです。
その理由が顧客にガンガン取引してもらいたいから。

海外FX業者はNDDという取引方式を採用しています。

NDDとは、トレーダーの注文が直接インターバンクへと流れる取引方式のこと。
この方式だと業者は顧客の注文を呑むことができないので、キャッシュポイントは「スプレッド」に限られています。

スプレッドが唯一のキャッシュポイントということは、海外FX業者はトレーダーが取引すれば取引するほど儲かるわけです。

国内FXで主流なのがDD方式。顧客の注文を、ディーラーと呼ばれる凄腕トレーダーが注文を呑むことがある取引方式です。顧客の負け分がそのまま勝ち分になります。

知らないと負け組!?FXのNDD方式とDD(OTC)方式の違い。

ゼロカットシステムで絶対に借金を背負うことがない環境を与えることで「取引に対する心理的ハードルを下げている」んですね。
だから証拠金の増減が激しいハイレバ取引でも、顧客は積極的に売買していけます。

ようするに、海外FX業者にとってはゼロカットで顧客の借金を肩代わりするデメリットより、たくさん取引してくれるメリットのほうが大きいという判断に基づいた制度ということです。

ゼロカットシステムは顧客と業者の双方にメリットのある、まさにwin-winの制度といえます。

国内FXはマイナス口座になっても手を差し伸ばしてくれない。

国内FXでは顧客がマイナス口座になっても、何一つ救済処理はありません。
あるのは「口座残高がゼロになるまで求められる追証請求だけ」です。

でもどうして国内FXではゼロカットシステムがないのか気になりますよね。

海外では当たり前のように取り入れられているシステムですし、採用していてもおかしくないはずなのに。

国内FX業者がゼロカットをかたくなに導入しない理由、それは「自社の損失を防ぐため」にほかなりません。

そもそも国内FX業者はDD方式なので、スプレッド以外に顧客の負け分という大きなキャッシュポイントを持っています。
ゼロカットシステムという「顧客の借金を肩代わりする制度」を導入する意味がないんですよ。

 

またゼロカットなしを当たり前のように受け入れている国内FXトレーダーの意識も問題です。

「自分にはマイナス口座の追証は発生しないだろう」
そんな意識で現状に何の不満も持たずにいるから、国内FX業者はどこもゼロカットを導入しようとしません。

まず国内FXトレーダーはゼロカットの採用を国内業者に訴えるべきだと私は考えています。

レバレッジが低くてもマイナス口座は普通に発生する

「国内FXは最大レバレッジ25倍だから、海外FXみたいにマイナス口座がばんばん生まれないから大丈夫」という意見もあります。

しかし、この意見は間違いだと断言しておきましょう。

最大レバレッジ25倍だろうが、1,000pips~動くような有事の際には当然のようにマイナス口座は発生します。
だから相場が急変すると国内FXトレーダーの阿鼻叫喚が聞こえてくるわけです。

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引用:一般社団法人 金融先物取引業協会

こちらの画像は金融先物取引業協会が発表しているロスカット等の未収金状況を表したもの。
ようするに「口座残高がマイナスになった方から回収しきれてない追証」のことです。

H27年1月を見てください。スイスフランショックが起こったときです。

なんと19億円もの追証が発生しているのがわかりますよね。
これを見ても「レバ25倍だから安心」と言えるでしょうか?

レバレッジなんて何倍であっても、有事の際には思わぬ損失が生まれるものなんです。

FXで借金を背負いたくないなら、レバレッジ云々の前に「ゼロカットシステムのある業者選びをする」ことを心がけてください。

マイナス口座は発生してからでは遅い!ゼロカットシステムの有無を見極めるべし!

口座残高がマイナスになってしまってからでは、どうしようもありません。
追証を払う以外の選択肢がありませんからね。

つまり「発生してから焦りだしても遅い」んです。

大切なのは万が一を考えて、事前にリスクを限定しておくこと。
海外FXのゼロカットシステムも、普段は役に立ちませんが有事の際にはこれ以上ないほど頼もしい味方です。

いくら勝ちを積み重ねていても、FXでは1回の大変動ですべてがパー、天国から地獄へと突き落とされることがあります。
最悪の場合でも地獄に突き落とされないよう、ゼロカットシステムのある海外FX業者を選ぶ価値は十分にあるでしょう。

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