Axiory(ｱｷｼｵﾘｰ)の評判！強み・弱みに関する10の考察。

Axioryは2013年から運営を開始したベリーズに本社を置く海外FXブローカー。

「業界への挑戦」と「お客様の利益の最大化」という2つの理念を抱げて、ユーザーのニーズを迅速に汲み取ったサービスを提供してきました。

結論からいうと、管理人のAxioryに対する評価はけっこう高いです。

• 完全NDD方式で海外FXの中でも非常に透明性の高い取引ができる
• 海外FXの基本とも言える使いやすいSTP「スタンダード口座」
• 海外FX一との呼び声高いECN「ナノスプレッド口座」

特に「透明性の高い環境で、限界まで取引コストを抑えてハイレバスキャルしたいトレーダー」にはすごくオススメできる業者です。

今回は運営歴3年に突入し、確実に成長を遂げているブローカーAxioryの魅力的なポイントと、まだまだ弱いポイントの両方から考察していこうと思います。

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Axioryで管理人が魅力的だと思う7つのポイント

ユーザー第一主義の徹底っぷりがすごい

スプレッドとか約定力とか話したいことは山ほどあります。
しかし私が「Axioryの魅力はなんだ？」と聞かれれば、経営理念である「お客様の利益の最大化」を体現するサービス内容の進化スピードを挙げます。

今でこそ運営3年目の中堅海外FXブローカーとして充実したサービスを提供していますが、新興業者だった1~2年目はわりと使い勝手が悪かった部分も目立っていました。

• レバレッジ500倍なのにロスカット水準が50%でハイレバ取引しづらい
• 入手金に手数料がかかるし、国内銀行送金に対応していない

例えば上記のような点はサービス当初かなりの不満を持たれていたのを覚えています。

それが今となっては完全に解消されて、より使いやすくなっています。

• レバレッジ倍率400倍・ロスカット水準20%に引き下げたことで、ハイレバ取引しやすくなった
• 入出金の手数料は完全無料、国内銀行送金にも対応

ユーザーのニーズをいち早く汲み取ってサービスに反映させる「ユーザー第一主義」こそAxiory最大の魅力でしょう。

上の画像はAxioryの公式HPの一部分をキャプチャーしたものです。
ここまで積極的にユーザーの意見を聞こうとしてくれるところ、見たことありませんよね。

ビットコインにも対応開始！相変わらず進化スピードがえぐい。

2017年3月から仮想通貨「ビットコイン(Bitcoin)」での入出金にも対応いたしました。

• 入出金ともにかなりスピーディ(※1)
• 入出金の手数料も無料(※2)

(※1)入金は確認後15分以内、出金は24時間以内。
(※2)2万円以下の入出金にかぎり、1,500円の手数料がかかる。

クレジットカードや国内銀行送金に勝るとも劣らない便利な入出金方法です。

近年ビットコインの需要も高まりつつある中での、この実装スピードは流石と言うほかありません。

とにかく公平で透明性の高いNDD取引ができる

Axioryはとにかく自社の情報を惜しみなく公開しています。

• 提携先LP(リクイディティプロバイダー)
• 約定力(リクオート率)・約定スピード
• NDD(ノー・ディーリング・デスク)の明言
• 顧客資産の詳細な管理方法

などなど事細かに公式HPに記載しています。

特に提携先のLPの公開は、フェアな取引を望むトレーダーからすると大きすぎるメリットです。

【Axioryが提携しているLP一覧】

Citi Bank, Barclays Bank, Bank of America, UBS Investment Bank,
Deutsche Bank, BNP PARIBAS, JPMorgan Chase, MACQUARIE BANK
NOMURA SECURITIES, Morgan Stanley

数は10社とあまり多くありませんが、どこも一度は名前を聞いたことがあるようなところばかりですよね。

これだけ大きな金融機関がAxioryのカバー先として、市場の流動性を保っています。

提携しているLPを公開している時点で、完全NDDであることは確定しています。
「呑み」業者が自分のカバー先を公開できるわけありませんからね。

LPを公開せずに口だけでNDDを謳っている業者と違って、AxioryではLPを公開することで堂々とNDD宣言しています。

公式HPの情報の充実っぷりは本当にすごい

Axioryの公式HPの情報量は海外FXでもNo.1だと思います。

とりあえず1ページに情報をぶち込む系のHPではなくて、しっかりとカテゴリーを分けてユーザーが知りたい情報がどこにあるのかすごく分かりやすいつくり。
日本語も無理やり英語をグーグル変換したような不自然なものではないですし、読みやすいです。

公式HPの充実度ではぶっちぎりで良いですね。

マメに「お知らせ」の部分も更新しているところも、ユーザーにとっていち早く情報を届けようとする姿勢がわかるので評価できます。

約定力が安定して超高いからストレスフリーに取引できる

Axioryは海外FXで1番といっても過言ではないくらい約定力が安定して高いです。

※Axiory公式HP内で公表されている2016年9月の注文約定実績となります。

オーダー執行率は99.91%と、ほぼ100%と言っても良い数字。
注文や決済が通らないリクオートはナシに等しいと言えます。

また平均の約定スピードも0.2秒を切っているので、本当にクリックした瞬間には約定しているくらい速いです。

※ちなみに人間の反応速度の限界が0.2秒程度(オリンピックの100m走に出る選手がそれくらい)と言われているので、クリックしてから約定するまでの時間を一般人では認識できません。めちゃ速です。

これだけ平均して約定スピードが速いとスベることも稀なのですが、Axioryはきちんとスリッページの平均も出しています。

公式ページによると2016年9月の平均スリップは「0.1pips(小数点第2位以下切り捨て)」とのこと。
これはスベるときは大体これくらいスベるよーという目安です。

業者からすれば平均スリップを載せるのは嫌なはずなのに、きちんと公表しているのは個人的にすごく好感が持てますね。

Axioryの約定力が安定して強い理由

もちろん完全NDDというのも理由の1つですが、最大の理由は最強クラスのスペックを誇るサーバーにあります。

Axioryのサーバーは「EQUINIX(エクイニクス)社」の、

• LD4(ロンドン)
• NY4(ニューヨーク)
• TY3(東京)

この3つのデータセンター内に設置されています。

※ちなみにEQUINIXは世界最大のIBX(Internal Business Exchange)データーセンター及びコロケーションサービスプロバイダーで、名立たる超大手の金融ファンドがサーバー利用しています。

世界最高レベルに強力なサーバーとリクイディティプロバイダーの設備を光ファイバー回線でつなぐことによって、かなり安定した高速通信が可能になっているわけです。

ちなみに2016年4月にはアジアのトレーダーにより高い約定力を提供するために、東京にデータセンター(TY3)を設置。
今までは一度ロンドンのメインサーバー経由でオーダーが流されていましたが、東京のサーバーから直接オーダーを出せるようになりました。

これによりアジア人トレーダーの約定スピードは従来の約33%向上したとのことです。

スプレッドがかなり狭い。特にナノスプレッド口座はECN口座No.1。

Axioryは海外FX業者の中でもスプレッドがかなり狭いです。

※どちらも変動スプレッド制を採用しているため、平均スプレッドを掲載しています。

※ナノスプレッド口座は「スプレッド+取引手数料」を記載しています。カッコ内の数字は手数料抜きのスプレッドのみの値となります。

平均でも2.0pips~を軽く越えるような海外FX業者が多い中で、このスプレッドの狭さは驚異的といえます。
LPを公開して完全NDDを公言している以上、スプレッドを広くする必要があるにも関わらずですからね。

• STP口座⇒クセがなく誰でも非常に使いやすい口座。スキャorデイトレどちらも可。
• ECN口座⇒ごりごりEAを回したり、ハイレバスキャルピングメインのトレーダー向けの口座。

2つの選び方としてはこのように選べば良いかなと思います。

特にECN口座のナノスプレッド口座は、海外FXで最も手数料が安く、取引コストを最小限に抑えられるので唯一無二の存在。
STPではなく、ECN取引を考えているなら迷わず口座開設しても問題ないでしょう。

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最先端の取引プラットフォームcTrader(ｼｰﾄﾚｰﾀﾞｰ)が使える！

AxioryではMT4の他にもう一つ「MT4を超えた!?」と話題になっているcTraderを利用することができます。

• 板情報をデフォで見れるので、プロ投資家並みに注文状況を把握できる
• インターバンク直結なので、0.0pips~とスプレッドがめちゃ狭い
• ワンクリックでポジションを全決済できるから決済時のスリップが起こりづらい
• 取引制限ナシでスキャし放題・EA回し放題

このようにMT4よりも優れている部分があります。
特に板情報が見れる=他の投資家の売買情報がわかるということなので、かなり有利に取引を進めることができます。

「どの通貨ペアが今後動きそうなのか？」
「どのようなトレンドが生まれそうなのか？」

市場の動きを読めずにめちゃめちゃな売買をしてしまう初心者ほど、MT4よりcTraderを利用したほうが良いかなと思います。

ハイレバ取引しやすい最大レバレッジ400倍×ロスカット水準20%

Axioryは最大レバレッジ400倍、ロスカット水準は20%を設定しているので海外FXのハイレバ取引にも対応しています。

かなり標準的なハイレバとロスカット水準なので、海外FX上級者はもちろん、初心者でも非常にとっつきやすいスペックなのではないでしょうか。

ただし後述しますが、Axioryの最大レバレッジには口座残高に応じて制限がかかります。
口座残高が1,000万を越えるような大口の投資家には、若干使いづらいと感じることがあるかもしれません。

追証なしの「ゼロカットシステム」にも対応しているので安心

Axioryは追証なしの「ゼロカットシステム」を採用しています。
もはや「ゼロカットシステムのない海外FX業者は海外FX業者にあらず」といっても過言ではないので、説明不要かもしれません。

ロスカットが正常に働かないような有事の際(スイスフランショックや東日本大震災)に、口座残高がマイナスまで割り込んでしまっても、ゼロに戻してくれます。

つまりAxioryではどんなことがあろうと、自分が預け入れた証拠金以上に負けは膨らまないので、借金を背負う心配がゼロです。

実際に相場の急変動が起きたスイスフランショックやギリシャ総選挙のときも、ゼロカットシステムが実行されました。

Axioryは間違いなく「顧客保護」の精神を持った優良海外FX業者と言えます。

通貨ペアの数が61種類とめっちゃ豊富

Axioryは通貨ペアの数が海外FX随一と言っても良いくらいたくさん用意されています。
その数なんと61種類。

売買する人が圧倒的に多いメジャー通貨はもちろん、値動きが激しく中級者～上級者じゃないと中々手が出せないエマージング通貨ペア(新興国の通貨)まで幅広く取り揃えられているんですね。

メジャー通貨以外を取引する人のほうが少ないと思いますが、選択肢が多いのは取引の幅が広がることもありますし、面白いです。

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Axioryで管理人が弱いと思う3つのポイント

口座残高によるレバレッジの制限がわずらわしく感じることも

Axioryの最大レバレッジは400倍ですが、口座残高によってかけれるレバレッジに制限がかかります。

Axioryの最大レバレッジ400倍で取引したければ、口座の残高は約1,000万円以下に抑えなければなりません。

1,000万円も口座に入っているほどの大口投資家はそれほど多くはないでしょうが、もしそれ以上入っている方にとっては制限がわずらわしく感じてしまうこともあるでしょう。

ライセンスがベリーズのみで物足りない

Axioryが保有しているライセンスはベリーズ金融庁(IFSC)の1つしかありません。

ベリーズはオフショア国として非常に有名で、法人をつくるときに必要な法人税がかからない国です。
つまり新しく事業を始めやすい国と言えます。

規制もかなり緩めで簡単に取得できるので、ベリーズのライセンスを持っているからと言って「100%信頼できる！」というわけではありません。

もちろん腐ってもライセンスはライセンスなので、最低限の信頼性は持てますけどね。

信託保全が入金額までなことに注意

Axioryは海外FX業者では珍しく独自の信託保全スキームを持っています。
これは公式サイトにも「完全分別管理」をおこなっていることや、それを管理する第三者機構「PricewaterhouseCoopers(PwC)」を公式ページで明言していることからも明らかです。

なので「顧客資産の安全性は100%！バツグン！」と言いたいところなのですが、実はそうでもありません。

Axioryの信託保全は「入金額までの」完全信託保全なんですよね。
もしAxioryが倒産した場合、入金額はいくらだろうと戻ってきますが、自分が取引で出した利益は戻ってきません。

例えば口座に1,000万円(内訳:入金額200万円、利益額800万円)入っていた場合、戻ってくるのは200万円だけということになります。

分別管理のみというのが当たり前の海外FXにおいて入金額だけでも信託保全しているのは偉いですが、物足りなさは否めません。
万が一のことも考えて利益分はこまめに出金しておくのがオススメです。

「いちいち出金するのがめんどくさいなぁ…」という方は、そもそも利益分も含む全額信託保全のあるXMやTitanFXを選ぶと良いでしょう。

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Axioryに関するQ&A

ここではAxioryのちょっと気になる疑問をQ&A方式で回答していこうと思います。

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