MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の評判!全8項目からメリット・デメリットを考察してみた。

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MiltonMarketsは2016年2月に運営が開始されたばかりの新興ブローカー。

FCA(イギリス金融庁)のライセンスを取得しているGMC(ギャラント・キャピタル・マーケッツ)が、日本人向けサービスを展開するために子会社として設立しました。

 

管理人の私が一言でMiltonMarketsを表すと「スキャルピングトレーダーにおすすめできる優秀な業者」です。

  • プレミアム口座は海外FXでもトップクラスのスプレッドの狭さ
  • 最大レバレッジ800倍×追証なし
  • 豊富なボーナス
  • 無料VPSで0.001秒の超高速約定を実現
  • 取引制限一切なし

もう「スキャルピングしてくれ!」と言わんばかりの取引環境を整えているんですよね。

無料VPSが使えるので、電気代を気にせずEAをごりっごりに回し続けることもできます。
シストレメインのトレーダーには最高でしょう。

 

ただしまだまだ運営歴が短く、中堅・ベテランの業者と比べると信頼性の部分では劣ります
「信託保全がないと嫌!」「ライセンスがたくさん持ってないと不安」という方には、あまり向いていないでしょう。

現状だと取引環境に特化した業者です。

MiltonMarketsの口座タイプは2種類!プレミアムを選ぶべし!

プレミアム口座がおすすめ

MiltonMarketsでは2つの口座タイプから自分の好きなほうを選ぶことができます。

MiltonMarketsの2つの口座タイプ
  • プレミアム口座⇒おすすめ!
  • スタンダード口座

私としてはプレミアム口座が圧倒的におすすめです。

理由は単純で「プレミアム口座のほうがスプレッドが狭い」から。
スプレッド以外の取引環境はほぼ完全に一致しているので、わざわざ取引コストが高くなるスタンダード口座を選ぶメリットはありません。

実際に2つの口座のスプレッドを比較してみました。

プレミアム口座 スタンダード口座
USD/JPY 0.9pips 1,7pips
EUR/JPY 0.9pips 1.6pips
GBP/JPY 1.8pips 2.3pips
AUD/JPY 1.2pips 1.8pips
EUR/USD 0.9pips 1.7pips
GBP/USD 1.9pips 2.4pips
AUD/USD 1.2pips 1.9pips

(※)両口座ともに変動スプレッド制を採用しているため、平均スプレッドを記載。プレミアム口座は取引手数料「往復0.8pips」を足した数値を記載しています。
(※)MiltonMarketsのリアルタイムスプレッドはこちらから

上の表を見ると、どの通貨ペアであってもプレミアム口座のスプレッドが狭いのがわかりますよね。
少しでも利益を大きくしたり、取引を有利に進めるならプレミアム口座一択です。

プレミアム口座とスタンダード口座のスペック詳細

MiltonMarketsで魅力的な5つのメリット

プレミアム口座は激狭スプレッド!海外FXでトップクラス!

MiltonMarketsのプレミアム口座のスプレッドは数ある海外FXの中でもトップクラスの狭さです。

その他の海外FX業者と比較してみました。

プレミアム口座
(MiltonMarkets)
iFOREX スタンダード口座
(XM)
USD/JPY 0.9pips
(0.1pips)
1.8pips 1.8pips
EUR/JPY 0.9pips
(0.1pips)
1.8pips 2.4pips
GBP/JPY 1.8pips
(1.0pips)
5.0pips 3.8pips
AUD/JPY 1.2pips
(0.4pips)
5.0pips 3.7pips
EUR/USD 0.9pips
(0.1pips)
1.8pips 1.7pips
GBP/USD 1.9pips
(1.1pips)
3.0pips 2.5pips
AUD/USD 1.2pips
(0.4pips)
3.0pips 1.7pips

※XMとMiltonMarketsは変動スプレッド制を採用しているので平均スプレッド値、iFOREXは固定スプレッド値を記載しています。MiltonMarketsに関してはスプレッドと別で取引手数料が「往復0.8pips」かかるので、スプレッド+手数料の合計値を記載しています。()内の数値は手数料を足す前の数値です。

見ての通り、海外FXでも平均的なスプレッドのXM、iFOREXと比べると圧倒的に狭いですよね。

1回あたりの取引コストを限界まで下げることができるので、数pips抜きを何度も繰り返すスキャルピングトレーダーにはうってつけでしょう。

実際にどれほど取引コストを抑えられるのかも計算してみました。

【MiltonMarketsとXMの取引コスト比較】

  • 証拠金:2万円
  • レバレッジ:400倍
  • 通貨ペア:ドル円100円
  • スプレッド:MiltonMarkets0.9pips,XM1.8pips

証拠金2万円だとレバレッジ400倍で、8万通貨持てる計算になります。
これでスプレッド分のコストをそれぞれ計算してみると…

MiltonMarkets XM
スプレッド(円換算) 1,600円 3,200円

売買するポジションが大きくなればなるほど、取引回数が増えれば増えるほど、スプレッドのコストはより開いていきます。

STP方式なのにマークアップを開示しているのはなぜ?

800倍のレバレッジ×追証なし!資金効率バツグン!

MiltonMarketsのレバレッジ

MiltonMarketsの最大レバレッジは800倍。
最大レバレッジの平均が400倍の海外FXの中でも、かなり高い倍率となっています。

まとまったお金を用意できなくても、大きなポジションを持つことができるので資金効率はバツグンです。

【レバレッジ別:1万通貨のポジションを持つために必要な証拠金】

レバレッジ倍率 USD/JPY(100円) EUR/JPY(130円) GBP/JPY(180円)
800倍 1,250円 1,625円 2,250円
500倍 2,000円 2,600円 3,600円
400倍 2,500円 3,250円 4,500円
100倍 10,000円 13,000円 18,000円
25倍 40,000円 52,000円 72,000円

見ての通り、レバレッジ800倍のMiltonMarketsなら最大レバ25倍の国内FXと比べて、同じだけのポジションを持つために32分の1しか必要ありません
もちろん同じ利幅を抜いたときの利益も32倍になります。

 

これだけ大胆かつ資金効率が良いのに、追証なしの「ゼロカットシステム」を採用しているのもポイント。

相場の急変動によってロスカットが正常に作動しなかった場合でも、絶対に借金を背負うことがありません
口座残高がマイナスになっても、ゼロカットシステムのおかげで口座残高がゼロに戻ります。

リスクは最大でも入金額まで、利益は無限大」という環境でダイナミックなトレードにいそしめます。

ロスカット水準100%には注意しておくべし。

上述したように十分すぎるほどのレバレッジ倍率を誇るMiltonMarketsですが、実はせっかくのレバレッジ倍率を持て余している節があります。

というのもロスカット水準が100%に設定されているんですよね。

100%だと証拠金いっぱいにレバレッジをかけることができません
ポジションを持った瞬間にスプレッドでロスカットされてしまいます。

実際にロスカット水準100%だとどれくらいの勝負になるのか計算してみました。

  • 証拠金:2万円
  • 通貨ペア:ドル円100円
  • スプレッド:1.0pips
  • ロスカット水準100%
レバレッジと保有ポジション スプレッド(円換算) ポジション保有時の証拠金維持率 ロスカットまでの許容pips
16万通貨(レバレッジ800倍) 3,200円 84%以下 0.0pips(即時ロスカット)
10万通貨(実質レバレッジ500倍) 2,000円 144%以下 44pips
8万通貨(実質レバレッジ400倍) 1,600円 184%以下 82.5pips

例えば800倍のレバレッジを2万円いっぱいにかけると、16万通貨のポジションを持つことができます。

しかしフルレバした時点で証拠金維持率は100%。
ここからスプレッドが引かれるので、ポジションを持った瞬間にロスカットされるのがわかりますよね。

すぐにロスカットされては取引もクソもありません。

 

実際に取引するときはロスカット水準の高さを加味して、保有ポジションを減らして実質のレバレッジを下げましょう。
もっと簡単にいうと「口座残高より必要証拠金が少なくなるようにポジションを持つ」ことが大切です。

無料VPSなら約定スピード0.001秒!?1日中EAぶん回しOK!

MiltonMarketsの取引方式

MiltonMarketsの取引方式はSTP方式。
ディーラーを介さないNDD方式なので、非常にクリーンかつ公平な取引ができます。

DD業者のように、大きなスリッページや不当なレート操作をされる心配はありません。

シティバンク銀行やカンター・フィッツジェネラル証券など、カバー先LPも世界的に超一流と言われる金融機関ばかり。
流動性も十分に高く、注文を出した瞬間に有利な価格で約定します。

 

とはいえ、ここまでなら割とどこの海外FX業者でも同じ。
MiltonMarkestが優れているのは「無料VPSを利用した超高速約定」です。

無料VPSを利用して取引すると、なんと0.001秒の速度で注文が処理されます。
このスピードは約定スピードが軒並み速い海外FX業者の中でも異例。

私が知る限り1番速いのはLANDFXの0.035秒だったので、それを覆された形です。

※正直0.001秒とか0.035秒とか、私では認識できない速さなの良くわかってないんですけどね。だいたい0.2秒切ってたらクリックした瞬間に約定したと感じます。

MiltonMarketsの無料VPSはエクイニクス社の「NY4」と呼ばれるニューヨークのデータセンター内に設置されています。

エクイニクスは上に挙げたような超一流の投資銀行や証券会社も利用するほど、世界的な実績と信頼のあるデーターセンター。
そりゃそんなところに無料VPSが置いてあったら、地理的にLPのサーバーと近いこともありますし、0.001秒で約定していても不思議ではありません。

無料VPSを利用する条件

低スプなのにボーナスも豊富!?至れりつくせり感がすごい。

MiltonMarketsの期間限定ボーナス

MiltonMarketsは定期的にボーナスキャンペーンを開催しています。

2017年の1月はお年玉ボーナス新年17%ボーナスを開催中。
※開催期間はお年玉ボーナスが1月1日~15日、新年17%ボーナスは1月16日~31日。

  • お年玉ボーナス:2万円以上の入金で5,000円のボーナス(新規客のみ)
  • 新年17%ボーナス:2万円以上の入金で、入金額の17%のボーナス(既存客も含む)

新規でMiltonMarketsの利用を考えているのであれば、どちらも受け取ることができます。
口座開設するなら、この機会に口座開設するのがオトクですね。

最新のボーナス情報が知りたい方は「MiltonMarkets公式HPのプロモーション情報」で確認してください。

日本語サポートは超充実!英語は必要なし!

MiltonMarketsの日本語サポート

MiltonMarketsは2016年2月に運営が開始されたばかりの新興ブローカーですが、日本語サポートの質は非常に高いです。

MIltonMarketsの日本語サポートのすごいとこ
  • 公式HPは完全日本語対応。しかも自然な日本語。
  • 日本人スタッフが在籍している。
  • 電話・Eメール・ライブチャット・FAXすべて日本語対応OK。

ほぼ完ぺきといえる手厚いサポート体制です。

中でも他の海外FX業者と一線を画しているのが「電話」サポート。

海外FX業者のサポートに電話する時は、ほとんどが国際電話です。
通話料が高額にならないか気になって、かけづらかったりするんですよね。

しかしMiltonMarketsの電話は日本の市外局番から始まる国内電話
さらに一切通話料のかからないフリーダイアルまで用意してあります。

海外FX初心者の方はいろいろと電話で聞きたいことも出てくると思うので、通話料を気にせず気軽にかけれるのは嬉しいポイントでしょう。

MiltonMarketsの日本語サポート詳細

MiltonMarketsで少し不安な3つのデメリット

取引環境は申し分なしのMiltonMarketsですが、業者としての信頼性という面ではいささかの不安が残ります。

  • 運営歴が短すぎる
  • ライセンスの数が少なく、質も低め
  • 信託保全なしで分別管理のみ

新興業者なので長年運営している業者と比べると仕方ない面もありますが、もう少し今後に期待したいですね。

運営歴が1年ほどで信頼できるか判断しづらい

MiltonMarketsは2016年2月に運営を開始したばかりの新興のブローカーです。

まだ運営歴が1年ほどしかないんですよね。
※私がこの記事を執筆しているのが2017年の1月になります。

「運営歴が短い=悪い」ということにはなりませんが、それでも長く健全な運営を続けているところよりは信頼しにくいですよね。
他の中堅・ベテランブローカーと比べて今後の安全性は下がってしまいます。

100年続く有名なお菓子屋さんと、つい1ヶ月前にオープンしたばかりのお菓子屋さん。
食べる前に「どちらのお菓子の味のほうが信頼できるか?」と聞かれれば、ほとんどの方が100年続く有名なお菓子屋さんを選ぶでしょう。

今後もMiltonMarketsが出金拒否や悪質な詐欺をすることなく健全な運営を続けていけば、この評価は逆転すると思います。

ライセンスが物足りない

前提としてMiltonMarketsはFSPR(ニュージーランド)のライセンスを取得しているので、まったく信頼できない無登録業者ではありません

一定以上の信頼は寄せても良いでしょう。

ただFSPRは規制がゆるいライセンスとして有名で、取得しやすい(らしい)です。
私もライセンスを取得するための詳しい難易度などはわかりませんが、「FSPRを持っているから100%安心!」と言えるわけではないですよね。

もし安全性を第一に考えるのであれば、XMiFOREXTradersTrustなどの運営実績が堅実な業者を選ぶのが良さそうです。

信託保全なし。分別管理を信じるしかない。

MiltonMarketsには信託保全のスキームがありません。
まぁ一部の優良業者を除けば、信託保全の義務がない海外FXで信託保全があるほうが珍しいんですけどね。

そのため仮にMiltonMarketsが倒産した場合、口座に預け入れていた資金が帰ってくるとは限りません。

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引用:MiltonMarkets HP

上の画像はMiltonMarketsの公式HPから引用したもの。

見ての通り公式HPではハッキリとMiltonMarketsの運営資金と顧客資産を分別管理していることを明言しています。
倒産しても顧客資産が借金の返済に回されることがないとも書かれていますね。

ただし肝心の分別管理先の銀行は「大手国際銀行」とぼかされています
分別管理していることすら明言していない業者もあるので、明言しているだけマシですが、これでは100%の信頼は置けません。

不安な方はある程度の金額が口座に貯まったら出金するクセをつけておくのがオススメです。

MilatonMarketsに対して管理人が思うこと

MiltonMarketsに管理人が思うこと

業者としての魅力をほぼほぼ取引環境に全振りしたような業者です。

多少信頼性や安全性での不安こそありますが、それでも十分に口座開設して利用する価値がある業者だと思います。
FSPR1つのみとはいえ、ライセンスも取得しているので最低限の信頼は置けますしね。

  • 海外FXでもバツグンに狭いスプレッド
  • レバ800倍×追証なし
  • 無料VPSでの光速ともいえる光速約定
  • 定期的な期間限定ボーナス

これらの特徴を踏まえると、特にスキャルピングメインの方は口座開設しても損はないでしょう。

もちろん手動スキャルピングするにも十分なスペックですが、EAを1日中回してスキャルピングする方のほうが向いています。
取引コストも抑えられて、電気代・サーバー代も抑えられる上に、超高速約定の環境でスキャできるなんて一石三鳥です。

MiltonMarketsの詳細

会社情報

正式名称 Milton Markets UK Ltd.
所在地 ニュージーランド
ライセンス FSPR(ニュージーランド)
事業開始日 2016年2月
資本金 不明
Eメール support@miltonmarkets.com
電話番号 03-4588-8703
0120-958-141(フリーダイヤル)

入金/出金方法

入金方法出金方法
入金手数料 口座への反映時間 最低入金額
クレジットカード(VISA/MasterCard) 無料 初回:1営業日(※3)
2回目~:即時
2万円
国内銀行送金 無料(※1) 1営業日 2万円
海外銀行送金 約5,000円~(※2) 3~5営業日 2万円

(※1)利用する銀行によって、数百円の振込手数料がかかる場合があります。
(※2)中継銀行でのリフティングチャージが約2,500円、受取銀行での受取手数料が約2,500円かかります。
(※3)クレジットカード入金は初回のみ1営業日、2回目以降の入金は同一カードでの入金に限り即時完泳されます。

出金手数料 着金までの時間 備考
クレジットカード(VISA/MasterCard) 無料 3~5営業日 入金額までの出金(※2)
海外銀行送金 約7,500円~(※1) 3~5営業日

(※1)MiltonMarketsに支払う出金手数料が2,400円、中継銀行でのリフティングチャージが約2,500円、受取銀行での受取手数料が約2,500円かかります。
(※2)クレジットカードでの出金は入金額まで。入金額を超えるぶんは海外銀行送金での出金となります。

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