「レバレッジ400倍!800倍!1,000倍!」
海外FXの代名詞といえば「レバレッジ!」と答える方も多いのではないでしょうか。
2011年の最大25倍へのレバレッジ規制で、国内FXは「たくさんの資金を用意して、チマチマ稼ぐゲーム」になってしまいました。
そのため平均400倍の大胆なハイレバ取引ができる海外FXに移行した方も多いんですよね。
※ちなみに管理人もレバレッジ規制で完全に海外FXに乗り換えた一人。
ただこれから海外FXを始めるか検討している方は、
「400倍ものレバレッジをかけて大丈夫?」
「海外FXってめっちゃ資金必要なんじゃないの?」
「てか負けたときの損失もやばくなりそう…」
など、色々な不安があると思います。
しかしハイレバレッジは無理な運用をしなければ、メリットはあってもデメリットは何もありません。
特に少額の投資でも大きなリターン得たいトレーダーこそ、海外FXを選ぶべきです。
今回は海外FXならではの魅力「ハイレバレッジ」について解説していきます。
Contents
海外FXならでは!ハイレバ取引のメリット
レバレッジ倍率が高ければ高いほど、少ない証拠金でも大きなポジションが持てるようになります。
ハイレバ最大のメリットと言っても過言ではありません。
実際にレバレッジ倍率の違いで、どれほど資金効率に差が出るのか比較してみました。
【レバレッジ別:1万通貨のポジションを持つための必要証拠金】
ドル円(100円) | ユーロ円(130円) | ポンド円(180円) | |
---|---|---|---|
800倍 | 1,250円 | 1,625円 | 2,250円 |
400倍 | 2,500円 | 3,250円 | 4,500円 |
200倍 | 5,000円 | 6,500円 | 9,000円 |
100倍 | 10,000円 | 13,000円 | 18,000円 |
50倍 | 20,000円 | 26,000円 | 36,000円 |
25倍 | 40,000円 | 52,000円 | 72,000円 |
上の表を見ると、レバレッジが高いほうが少ない資金でもたくさんのポジションを持てることは一目瞭然ですね。
レバレッジ400倍の海外FX業者なら、最大レバ25倍の国内FX業者の16分の1の証拠金で同じだけのポジションを持てます。
なぜか海外FXは「たくさん証拠金が必要」というイメージを持たれがちですが、むしろ国内FXよりもはるかに証拠金は少なくて済みます。
少額投資しかできないトレーダーほど、海外FX業者を選ぶべきなんですね。
また言い換えると、同じ資金でも16倍のポジションが持てるので、同じ利幅を抜いたときの利益も16倍。
「国内FXよりも少ない資金で大きな取引ができて、利益も大きくなる」のが海外FXのハイレバの良いところです。
当サイトで紹介している海外FX業者はもちろん、ほとんどの海外FX業者ではゼロカットシステムが採用されています。
ゼロカットシステムは相場急変でロスカットが間に合わず、口座残高がマイナスになったときゼロに戻してくれる制度。
つまり海外FXでは、どれだけ負けても口座に入れている金額までということです。
国内FXのように必要以上の証拠金を追加で求められることはありません。
理論上「利益は青天井、損失は入金額まで」というリスク管理も万全の環境で、安心してハイレバ取引ができます。
実際どれだけ資金効率/利益がアップするのか計算してみた!
それでは実際に平均レバレッジ400倍の海外FXと最大25倍の国内FXを比較して、どれだけ資金効率と稼ぎやすさが違うのか見てみます。
比較するための共通条件はこちら。
- 証拠金:30,000円
- 通貨ペア:ドル円(100円)
- レバレッジ:海外FX400倍、国内FX25倍
- スプレッド:どちらも加味しない
- 目標利幅:20pips
この条件で証拠金いっぱいにポジションを持って、同じ利幅を抜いたときの利益を出そうと思います。
海外FXはレバレッジ400倍なので、証拠金3万円でもそこそこ大きな勝負ができます。
ドル円100円だと証拠金3万をフルに使って、12万通貨ものポジションを持てるんですよね。
この状態でうまいこと20pipsの利幅を抜けたとしましょう。
すると得られる利益は「120,000通貨×20pips=24,000円」となります。
つまり一度20pipsの利幅を抜いただけで、元の証拠金の2倍近くを増やせたわけです。
仮に10pipsまで目標利幅を減らしても利益は12,000円、5pipsでも6,000円の利益が出せます。
ハイレバで利益を出しやすくなったことで、取引に柔軟性が生まれるのも魅力の1つと言えるでしょう。
国内FXではどれだけ頑張っても最大レバレッジは25倍。
証拠金3万円では、ドル円100円でも7,500通貨しか持てません。
※もちろんスプ幅も考慮すると、もっと少なくなります。
この状況で20pipsの利幅を抜いたとしても、「7,500通貨×20pips=1,500円」となるので、利益はたったの1,500円です。
海外FXの実に16分の1しか稼げていないことになりますね。
もし海外FXと同じだけの利幅を出したければ、48万円の証拠金を用意してフルレバをかけなければなりません。
いかに国内FXの最大レバレッジ25倍という規制によって、取引の効率、取引するまでのハードルが高くなったかが分かるのではないでしょうか。
当サイトで紹介している海外FX業者のレバレッジ一覧
(※1) | 最大レバレッジ | 1万通貨のポジションを持つために必要な証拠金(※2) | 証拠金1万円で持てるポジション(※) |
---|---|---|---|
FBS | 3,000倍 | 約340円 | 約290,000通貨 |
XM | 888倍 | 約1,136円 | 約90,000通貨 |
LANDFX | 500倍 | 2,000円 | 50,000通貨 |
TitanFX | 500倍 | 2,000円 | 50,000通貨 |
TradersTrust | 500倍 | 2,000円 | 50,000通貨 |
iFOREX | 400倍 | 2,500円 | 40,000通貨 |
Axiory | 400倍 | 2,500円 | 40,000通貨 |
(※1)業者名をクリックorタップすると、その業者に対する管理人の詳細なレビューが読めます。
(※2)ドル円100円、スプレッドを無視して計算しています。
ハイレバ取引をする上での注意点。絶対に心がけるべし。
メリットだらけに思えるハイレバレッジですが、注意点もあります。
何も考えずに「とにかくフルレバ勝負!」なんて取引を繰り返していると、秒速でお金を溶かすことになるので気をつけてください。
大原則!損切りラインは絶対に守る!
海外FXのハイレバレッジ取引は、ハイリターンハイリスクです。
そのため「熱くなって、感情的な取引をしてしまう」方が多いんですよね。
特に感情的になってしまうとやりがちなのが「損切りラインの無視」。
「あと5pipsは耐えれる!ナンピン買いだ!」
「まぁもうちょっと下がって損しても、資金は残ってるしな…」
こんな感じで、ついつい自分が設定した損切りラインを超えてもポジションを維持し続けてしまうんです。
しかしこの行為は「愚の骨頂」です。
海外FXをやる上で、なんの戦略もなく取引することほど無意味なことはありません。
単発で利益を出せることもあるでしょうが、長期的な目で見れば確実に負け続けるでしょう。
おそらく損切りラインを逃し続けて、最終的に大負けすることもあるはずです。
「絶対熱くなるな!」とは言いませんが、熱くなりやすい人は海外FXには向いていないと思います。
※そもそも冷静になれないなら、海外/国内問わずFXをやらないことをオススメします。熱くなったら本当に勝てませんので。
過剰なレバレッジをかけすぎない
海外FX業者の中には最大レバレッジ1,000倍、2,000倍、最高だと3,000倍ものレバレッジが可能な業者があります。
確かに平均400倍の海外FXの中でも、1,000倍を越えるレバレッジは目を引くんですよね。
しかしレバレッジ400倍以上の世界は正直「損得無視のパフォーマンス」の世界です。
本気で勝ちを狙いにいくなら、よほど腕に自身のない限りやめておいたほうが良いでしょう。
※少なくともこの記事を読んでいる時点では確実に止めておいたほうがよいです。
というのもレバレッジが高くなるにつれてリスク管理が難しくなるから。
下の例を見てください。
【レバレッジ別!1万円入金して取引する場合】
- 通貨ペア:ドル円100円
- スプレッド:2.0pips
- ロスカット水準:20%
レバレッジと保有ポジション | スプレッド(円換算) | ポジション保有時の証拠金維持率 | ロスカットまで耐えれるpips数 |
---|---|---|---|
レバレッジ2,000倍/20万通貨 | 4,000円 | 60%以下 | 2.0pips |
レバレッジ1,000倍/10万通貨 | 2,000円 | 80%以下 | 6.0pips |
レバレッジ800倍/8万通貨 | 1,600円 | 84%以下 | 8.0pips |
レバレッジ400倍/4万通貨 | 800円 | 92%以下 | 18.0pips |
レバレッジ100倍/1万通貨 | 200円 | 98%以下 | 78.0pips |
表を見ると、レバレッジが高くなればなるほど、わずかな値動きでもロスカットされてしまうことがわかるのではないでしょうか。
レバ2,000倍だとたったの2.0pips逆行すればロスカットされてしまいます。
もちろんレバレッジが高くなればなるほど、目標の利益を達成するために必要な利幅が小さくなることは確かです。
しかしよほどの腕がないと、数pipsレベルのリスク管理は難しいんですよね。
※偉そうに書いている私でも無理です。2pipsなんかノイズですよ。
いくらゼロカットシステムのおかげで投資金以上に損しないとは言っても、ロスカットされ続ければ負けは膨らみます。
海外FX初心者こそ派手なレバレッジに惑わされず、100倍ほどのレバレッジから運用して慣らしていきましょう。
海外FXのハイレバを体験したら、国内FXには戻れない。
ハッキリ言って、海外FXのハイレバの魅力に取りつかれたら国内FXには戻れません!
用意する証拠金は16分の1で済む&同じ利幅を抜いたときの利益も16倍もなるのに、今さら国内FXに戻れるわけないでしょう。
「海外FXは値動きによる証拠金の増減が激しすぎて怖い!」という意見もありそうですが、そんなの自分で損切りラインを決めて撤退すれば良いだけの話です。
冷静に取引できれば、そんなに気にする必要はないですね。
それに海外FXは国内FXと違ってゼロカットシステムがあるので、投資金以上に負けることもありません。
これだけで十分にリスク管理はできています。
まとまった資金をチマチマ運用したいなら国内FXでも良いですが、
- 少額しか入金できない
- 少ない取引で大きな利益を上げたい
- 証拠金以上に負けるのは絶対イヤだ
上記にあてはまる方は海外FXを選んだほうが賢明だ、とお伝えして今回は解説を終わりにします。
コメントを残す